米沢恒武館の紹介と子供達の成長記録(2014〜2015)

注・・こちらは個人運営のページです。
恒武館看板 米沢市剣道連盟
↑ 公式はこちら 米沢市剣道連盟のホームページ

子供達との成長記録
日頃からお世話になっている米沢恒武館での四苦八苦しながら
頑張る子供達との成長記録です。大会風景や練習風景、楽しい
行事なども紹介しています
写真の中で削除希望のものがありましたら管理者までご一報下さい。



大会、行事風景(2014〜2015)
(2020〜2021)年度のページへ (2022〜2023)年度のページへ
(2014〜2015)年度のページへ (2016〜2017)年度のページへ (2018〜2019)年度のページへ
(2008〜2009)年度のページへ (2010〜2011)年度のページへ (2012〜2013)年度のページへ
2015年度、10月〜3月
H28、3月、冬の「安藤杯」(県南)。水戸大会予選を勝ち抜いた12チームで行われる。先日のまほろば杯で最高の試合を見せてくれたので正直期待していた…しかし…しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく…おっかなびっくりで良いところが全くない。私に一番の責任があるが、こんなに波のある学年も珍しい(涙)。ふと気づけば3年連続で同じようなことを書いている。どうもこの安藤杯には嫌われているみたいだなぁ。もう最後だぞ!水戸では悔いのない試合を思い切ってするんだぞ!
H28、3月、全国選抜少年剣道錬成大会『水戸大会』(全国)6年生最後の大会。二年間以上修行した6年は計6名、何とか全員出させてあげたい!なんとしても一回戦を突破し二回戦で6人目を出させる!!甘い考えだと言われるが全員を育ててこその恒武館だ。お家の方々のおかげで広々とアップをこなし準備万端で臨んだ。一回戦、全国に名を轟かせる北海道の超有名チーム!ぐわ〜(泣)。しかしこちらとて死に物狂いで予選を突破してきた意地がある。スピードもパワーも段違いで何度も吹っ飛ばされながらも出鼻を捉え一本差で二回戦につなげることができた。スロースタートのこの子達には珍しく初戦でベストバウトを見せてくれた。実は試合直前にキャプテンが皆を集め「絶対勝とうな」と激を入れてくれたのだ。よしよし次も頼むぞと期待をかけ6人目を投入。相手は埼玉のこれまた強豪チーム。なんてこった〜(涙)。皆、精一杯頑張ったが相手が一枚上だった。平成27年度6年生の最後の大会が終わった。試合は残念だが、結果的には当初の目的を果たし、前日の練成会では初心者の6年生もたくさん経験を積めた。みんな本当に頑張ったね。6年全員一人ひとり、厳しく、しかしたっぷりの愛情を注いで大切に大切に育てた。中学でも高校でも大事にしてもらいたいなぁ(涙)。みんながんばれ〜!
H28、2月、宮城の一般剣士「奥州剣楽会」さんが訪ねてきてくれました。こちらからは地元の一般剣士「剣きち会」の有志に参加してもらい試合や合同稽古、そして飲み会、と楽しい交流会を行いました。宮城勢はとても強く人間的にも立派な方々で、剣を交え酒を酌み交わし大変勉強させていただきました。若い現役バリバリも、ポッチャリおじさんも、可愛い女の子も、様々な業種の人たちでも同じ剣道を通し相手を尊重し人として成長していく。本当に素晴らしい文化だと思います。恒武館の子供達もみんな、ずーっとこんな風に剣道を楽しんでもらいたいなぁ。 H28、2月、まほろば旗(南東北)。山形県を中心に宮城・福島からも強豪が集まる大きな大会。インフルエンザや怪我で3名が欠場。急きょ4年生にも手伝ってもらい6年生5人でのAチーム。4〜5年のBチームに変更させていただいた。6年生は在学あとわずかな大会で気合が入ったのか素晴らしい動きを見せた。いや〜強かった。狙う狙う、あれほど怖がっていた出頭面を躊躇なく放った!幾多の激戦を乗り越え結果は3位。この大きな大会で3位は素晴らしい。Bは予選ブロックを通過できず(涙)。こちらはまだまだだなあ。6年の先輩方がいるうちにいっぱい盗むんだぞ! H28、2月、私が大学を卒業して初めて恒武館の指導に携わった時の子だ。もう二十数年経つだろうか。私の少年指導はこの子の代から始まり毎年子供達と接し指導方法を修正しつつ今につながっている。とても思い出深く絶対忘れられない。今は同じ恒武館の門下生と結ばれ誰もがうらやむ家庭を築いている。そしてその息子さんと会いに来てくれた。この子が入門してくれたら私にとって初めての教え子の子、教え孫…となるのかな? あと2〜3年で来てくれるかな〜。楽しみだ!
H28、1月、十数年前に教えていた…と言うより私も若かったので一緒に頑張っていた頃の子。幾多の苦難を努力と根性で乗り越えてきた世界一の頑張り屋さんだ。県外に嫁に出たが里帰りでお父さんとわざわざ会いに来てくれた。すっかり綺麗になって、可愛い子も授かり、もう立派なお母さんになっていた。この子の幸せそうな顔を見れてとてもうれしかった。不覚にもウルウルしてしまった(やっぱり齢なんだなぁ)。もっともっと幸せになってもらいたいなぁ。そしていつかまた剣を交えられたら最高だね… H28、2月、おしょうしな剣道大会(地区)。基本練成が主体の大会。Aは準決勝で気合が及ばず3位。Bは直近の部内戦のチャンピオン長岡がB当番として5年をまとめ、6年初心者小関も途中から入って頑張ったが予選リーグ敗退。基本の部では指示通りの事をやってくれた。相手がそれより評価が高かったというだけで、各自の現時点での課題をしっかりとこなしたので全員100点だ。みんなかっこよくなったぞ!でも気合がもう少しかな(汗)。中学でどんな活躍をしてくれるのか今からワクワクする。良い剣道だったよ。 H28、2月、子供達やお母さん方からたくさんチョコを頂いた。みんな一生懸命作ってくれてるのがよくわかった。丁寧に型を抜いたり、彩りを考えたり、ラッピングにこだわってみたり、防具をかたどった力作もあった。どれも販売できるクオリティーの素晴らしく美味しいチョコだった。誰がどんな作品を作ってくれたのかを覚えながら、そしてみんなに感謝しながら一気にいただきました。みなさんごちそうさまでした。チョコでお腹いっぱいになりとっても幸せでした。でもまたデブに磨きがかかるなぁ・・・
H27、11月、山形県少年少女剣道錬成大会(全県)。山形県内男女別学年別個人戦の大会。今年から中学生も含めた大規模な大会になった。コートも多く、審判しながらでは、ほとんどの子の試合を見ることが出来なかった(涙)。結果は6年女子金田が3位、4年女子伊藤が優良賞、6年男子遠藤と4年女子佐藤が敢闘賞を頂いた。みんなそれぞれの課題を持って一生懸命頑張ったようなので良しとしよう。6年生!あと4か月だぞ!がんばろうな!! H27、12月、米沢市中体連との小学生との試合形式の合同稽古会。初めての試みだ。6年生は中学入学に備え色々な欠点を見つけられたのでありがたかった。当たるには当たるが中学では一本にならない技が多い。各自それぞれ足りないところを説明、課題とし今後の稽古に生かさなければ!中学に入るまであと3か月。どれだけ基本の貯金を蓄えられるかが選手たちの中学や高校での成長に係わってくる。小学校を卒業するまでは気は抜けない(汗) H28、1月、花巻イーハトーブ花巻剣道大会(岩手近県)。とても大きな大会。宿泊しなければならない大会なのに、5〜6年生全員連れて行ってもらった。前日の錬成で全員がたくさんの経験をさせて頂き、夜は仲間と楽しく思い出を作れた。大会ではBは現在売り出し中の退田が5年をまとめ良い試合を見せてくれた。だが…Aは弱気になる悪い癖を出してしまい衝撃の一回戦負け(涙)夜遊びすぎだ(怒)隣では強気の直養会さんが怒涛の攻めでベスト8。さすがだ。見ならえ6年!…でも…楽しかったねぇ!
H27,11月、私自身の話だが米沢市剣連主催の審査講習会に参加させて頂いた。県内外から4人の八段の先生方に見て頂く贅沢な講習会だ。私の昇段受験にはあと数年経過が必要なのだが時折参加して自身の剣道が歪んでいないか確認するようにしている。子供達の身近な見本として変な剣道を見せるわけにはいかない。そしたら日頃の怠慢のせいなのだろう各先生方からケチョンケチョンにお叱りが(汗)。踏込が弱い!足が出ていない!間合いがなっていない!特に「面が曲がっている!」にはショックだった!やはり私は剣士としてはまだまだ未熟なんだなぁ。しかしこの年になっても叱ってもらえる事に感謝だ。子供達と一緒に私も頑張らねば! H27,11月、20年程前の門下生の結婚式にお呼ばれ。私が恒武館の故横山師範のお手伝いをさせてもらっていた頃の子だ。いつまでも恩義を忘れず時折会いに来てくれた朗らかで心優しい素朴な女の子だったがビックリするくらい綺麗になっていた。非の打ちどころのない最高の旦那さんだったので安心し、心から祝福させて頂いた。もう私も歳なのか涙腺が弱くなった(笑)。当時の恒武館の仲間も集い同窓会のような楽しい時間を過ごさせてもらった。呼んでくれてありがとう!どうかいつまでもお幸せに!・・・式の合間にふと、今の門下生たちもいつかはこんな日が来るのだろうと思った。もれなくみんな幸せになってもらいたいなぁ。 H27,11月、米沢警察署さんにお邪魔して米沢の小学生を指導して頂く稽古会。米沢市剣連の企画だ。バリバリの警察官の先生方に稽古をつけて頂き子供たちも大変勉強になった。とてもありがたい稽古会だった。しかし子供たちが一番喜んだのはピカピカのパトカーに乗せてもらった事だったようだ(笑)優しいおまわりさんに接して将来警官になりたいという子も出てきた。憧れや目標を持つことは子供にとってとても大事なことだと思う。素晴らしい体験をさせていただきありがとうございました。



余談
H27、11月、松明あかし旗(福島隣県)。恒武館の目標である振武館さん主催の大会。高学年、低学年、中学生の3チームが参加。高学年と中学生は予選リーグを1位で抜けたものの決勝トーナメントで敗れた。だが高学年は試合自体は悪くなく、さらなる問題点を見つけられたし、中学生はチームとして良い形を作れてきたと思う。低学年は勝負ではなく成長のための参加だったのだが各々の課題を消化できず残念な大会になってしまった。反省・・・(涙)。良い面でも悪い面でも色々と今後の指導の在り方を考えさせられる大会だった。 H27,11月、ダリヤ杯(地区)。男女別の団体戦と学年別の個人戦の大会。男子A、B、女子の3チームの参加。男子Aが3年ぶり、女子が2年ぶりでアベック優勝。Bは初心者や低学年を5年宮澤が引っ張り素晴らしい戦いをしてくれた。もれなく全員成長した姿が見れた。個人は6年男子遠藤が1位、女子金田が2位、5年男子伊藤、女子椛沢、4年男子吉田が3位を頂いた。6年はあと5ヶ月で中学生なのだが、それまで叩き込まなければならない各々の課題が山積みだ。6年生は先月さらに初心者が入門し計8名、経験者初心者問わず変なクセをつけて中学にあげるわけにはいかない。あせる〜(汗) H27,11月、仕事で米沢市内のとある小さな小さな小学校にお邪魔した。廊下を歩いていると「おはようございます」と、後ろから声をかけられた。振り向くと恒武館の女の子だった。普段は声が小さいと私に叱らることの多い内気でおとなしい子なので、私を見つけ勇気を振り絞って出来うる限りの大きな声を出してくれたことはすぐに理解した。なにより自分から挨拶してくれた。立派になったなぁと本当に嬉しかった。我々のような立場の人間には、このような何気ない挨拶やねぎらいの言葉が何よりの励みになる。この日はとーっても心が暖かくなりました。挨拶してくれてありがとう。
H27、10月、山形県スポ少交流大会(全県)。男子4ブロック、女子2ブロックでそれぞれ1位を決める方式。男子は水戸に向けた調整が功を奏したのか1位で金メダルを頂き、女子はB当番の滝口が絶品の仕上がりで下級生を引っ張り3位の大健闘。ブロック数から見れば男子は県ベスト4、女子はベスト8。結果はとても頑張ったし自信も付いたと思う。が・・・男女別のこの大会では水戸予選の予想は難しい。しかも水戸予選で戦う相手もそれぞれ上位入賞していた。怖いよぉぉぉ〜!!あと2週間を切った(汗)もっともっと追い込まなければ!みんな頑張れ〜!水戸行くぞー!! H27,10月、水戸大会予選(県南)。やれる練習はすべてこなし、普段やらない練習試合も一週間前にやってもらって臨んだ予選当日。初戦からなかなかの動きで春には歯が立たなかった相手にも互角の戦いが出来た。よし強くなってる!これなら行ける!と子供達、親御さん方、恒武館関係者が三位一体、一つの集団として戦い抜いた。結果はブロック2位で見事予選通過できた。8年連続の水戸だ!やったぁー!しかし一つ間違えば予選落ちも覚悟するような試合も多く、周りを見ても全チームから気迫、技、すべてにおいて水戸に掛ける執念を感じた。どこが突破しどこが残念な結果でもおかしくない激戦がほとんどだった。年々厳しくなる水戸予選。よく頑張ったなぁ(涙)そして親御さん方、先生方、後援会の皆様、大変なご支援ご協力を頂きまして本当にありがとうございました! H27、10月、上山剣道錬成大会(村山地区他)歴史ある上山ライオンズクラブさん主催。ようやく水戸予選も終わり、今後は勝負にこだわらず良い剣道をしようと臨んだ。一試合目、気迫のない試合をし、こっぴどく叱られやっとエンジン始動。遅い!しかしその後しっかり攻めて良い面を打てるようになった。予選リーグを一位抜けしその後も頑張り続けなんと決勝。先週の水戸予選で唯一負けを喫した相手だった。こりゃやりがいがある!代表までもつれ込みキャプテンが気迫の一本を決め優勝。やるなぁお前ら!BチームはB当番の退田が経験が浅いながらも素晴らしい試合を見せ、5年生を捲し立て予選リーグ1位の奮闘。6年の初心者小関もデビュー戦で面を取った。6年全員成長していた。嬉しいなぁ。子供たちも喜んでいた。でも今日の優勝は沢山の人たちのおかげなんだぞ。今までの先輩たちの頑張りが積み重なって今の君たちがある事、親御さんや先生方の深い愛情があって今の君たちがある事を忘れちゃいけないよ。
2015年度、4月〜9月
H27、9月、私だけが暴走して大事な大事な子供達に万が一のことがあってはならない。もし意識を失ったりしても落ち着いてしかも即座に対応できなければ!そこで救命措置の講習などがないか探したら、ちょうど法人会でやっていた。聞き覚えの処置と、実際体験するのとでは大違いだった。子供達の為、と真剣に学んできた。少しでも疑問があれば聞きまくった。よーし、これで多少は安心してしごくことが出来る!覚悟しろよ!お前ら〜!でもできれば倒れないでね(汗) H27、9月、6年生の親御さん達から頂いた。私の健康を気遣うメッセージが添えられていた。皆の思いやりが交わされながら成り立っているんだなぁとつくづく感激した。ありがとうございます!これからはこれできちんとご飯を頂きます(涙)
良く見ると見込の藁灰釉や、胴にかかるたっぷりの鉄釉にも微妙な変化がありとても味のある織部の茶碗と、朱の紋様が姿を引き締め品のある漆塗りのお椀。大事にさせて頂きます!
H27、9月、恒武館創設45周年を記念して後援会の方々がジャンバーを作ってくださった。いつも援助して下さっているだけでも恐縮なのに、今回は現役のお母さんや関係者に着てもらいたいとさらに信じられないほど多額なご寄付を頂いた。まるで恒武館の足長おじさんだ。後援会はもう20年、30年も前の保護者の方々で構成される。この援助により現役保護者の負担は他道場に比べても格段に少ない。感謝を忘れてはならない。そしてそのご期待に答えなければ!!
H27、8月、今井杯米沢女子剣道大会(地区)。一般から小学生まで女子のみで行われる個人戦の大会。参加した女子全員上達しているのが見えた。六年金田が悲願の優勝。低学年の部で4年佐藤が3位。入賞には及ばなかったが6年滝口が強豪相手に良いところを狙っていく素晴らしい試合を見せてくれた。今までのベストバウトだ。振り返ると6年のふたりは足が良くなっていたと思う。でもまだまだしごかなければ!行くぞ水戸! 今井杯米沢女子剣道大会で選手宣誓をさせて頂いた。6年の女子二人が息の合った女性剣士らしいさわやかな宣誓をしてくれた。この大会の名前ともなり米沢の剣道の歴史にご尽力された今井先生の事も取り入れてくれて役員の先生方も感心しておられた。先人の教えをしっかりと継承し次の代へつなげていくことも剣道人の大事な使命なのだと思う。
とても素晴らしかったぞ!
H27、9月、置賜地区総合剣道大会(地区)。ついにやってくれた6年生。声も足も成長していた。2年ぶりにトロフィーを奪還。Aが優勝、BもB当番の長岡が気迫で5年生を引っ張り3位の大健闘、Cは低学年の部で3位。しかし直養会さんが大幅に戦力を分けてきたのも事実。水戸に行くにはまだまだ気は抜けない。さらに地獄の稽古を頑張ってもらうぞ。でもやり過ぎて子供達の体は大丈夫だろうか…皆きゃしゃだからなぁ…倒れないかなぁ(汗)
H27、8月、東日本剣道大会(福島近県)。一日目は中学生。中学生になると学校ごとの大会参加が主となり恒武館として参加できる大会は少ない。しかし練習は毎週行われているので仲の良い仲間と参加する試合はやはり思い入れが違うようだ。その三年生最後の引退試合として皆がんばった。
女子も男子も予選リーグをあとわずかで落としたものの良い思い出が出来たと思う。高校生になっても大人になってもこの仲間を大事にしてもらいたい。お疲れ様でした。
H27、8月、東日本剣道大会(福島近県)。二日目は小学生。武道館での反省を踏まえAとBが参加。だが…Aは初戦、戦々恐々。取れる試合を引き分け。その後少し気持を出したが後の祭り。本数でまさかの予選落ち(涙)。ただBは、B当番の女子金田が大将として5年生を焚きつけ気合入りまくりの予選突破。その後も素晴らしい戦いをして強豪に勝つ等大活躍だった。このままでは6年生がもったいない。「技より闘志!」精神と足腰の強化だ。よーし今から鬼になろう! H27、8月、道場連盟の体験発表。この時期、恒武館では全員が作文を提出しその中から数点が選ばれ発表会に出る。今年は5名が参加。恒武館の関係者には元教職員や現役教員が多く、作文や習字の道場内審査がやたら厳しい(笑)しかしそのおかげか6年生ともなると素晴らしい文章を書く。知らないうちに大人になってるんだなぁとしみじみ思った。こんな立派な子達を怒鳴ったりしごいたりしていいのかなぁなんて事もよぎったが私がブレちゃいかん!絶対勝たせる!
武道館で偶然見かけた同級生の娘さん。団体や女子個人で三度日本一になったスーパースターだ。お祝いにさくらんぼを送ったのを覚えてくれていた(笑)驚いたのは家族は誰も応援に来ていないと言う。何もかも自分でやっているそうだ。一流の選手はそのくらいしっかりしているのだなと改めて反省させられた。がんばってねと声を掛け我々は帰ったがその後その同級生から連絡が…「娘が個人優勝したよー」って…(驚)。四度目の日本一…強すぎる! H27、8月、米沢市剣道連盟の暑中稽古。米沢市の小中高一般のすべての会員が集まる。今年はとても暑かったが、みんな頑張った。他の剣士と比べてみると恒武館の子達は基本は出来ているのだが剣道に一番大切な気迫、そして前に出る勇気、はずれたらもう一本という意欲がない。もともとおとなしい子達ではあるがこりゃひどすぎる。技は教えられるが気合や気持ちはどうすればいいんだろうか…勝つことで欲を出させるか?…しかし…う〜ん悩む… 剣道とは関係ないのだが、仕事が忙しく人手が足りないと困っていたら、聞きつけた恒武館の先輩たちが助けに集まってくれた。なんとありがたかった事か(涙)皆立派な大人になり学年もバラバラだが恒武館の仲間の絆は深いなぁと改めて実感させて頂きました。お世話になりました。ありがとう!
H27、6月、あやめ杯(地区)。長井小桜さん主催の大会、団体と学年別男女別の個人戦がある。キャプテンがBチーム当番だった為、5年生たちは安心して良い試合をしてくれた。逆にキャプテンが抜けたAは気持ちですでに負けていたかなぁ。自信をもってくれたら良いところ打てるのに・・・とにかく団体はAもBも入賞できず。個人は6年男子遠藤と5年女子椛沢が1位。6年女子金田、5年男子伊藤、宮澤、5年女子佐藤、4年女子佐藤が3位をいただいた。特に6年遠藤の剣道が立派になった。他の6年5人も秋までには必ず追いつかせなくては! H27、7月、全国道場剣道大会(全国)。待ちに待った武道館。親御さん方のおかげで皆とても楽しく過ごせた。お父さん方の決死の順番取りにより最高の場所で充分なアップも出来た。だが、いざ試合が始まると全く動けない。その前に会場の雰囲気と相手の気合に呑まれ声も全然出ない。せっかく予選を勝ち抜いてここまで来たのにおどおどしているうちに終わってしまった。今までの先輩たちはこの武道館で、たとえ実力は劣っても思い切って勝負に出て負けてきた。気持ちの良い試合をしてくれた。今年度の実力は歴代最高クラスなのだが…情けない…あぁぁぁ…水戸が遠のいていく… 全国道場剣道大会の記念個人戦(全国)。前日コッテリ絞られて臨んだ個人戦。男子遠藤、女子金田の一名ずつが参加。実は昨日ただ一人良い気合で試合をしてくれたのが金田だった。安定度は随一。期待通り初戦で出頭を決めてくれた。次の相手にも堂々と勝負を挑んだがわずかに及ばず。ただし将来の糧になる試合だった。男子遠藤は昨日とは人が変わったように気合が入り実力をしっかり出せた。なんと5回戦まで勝ち抜き、そのすべてを中心から出端を捕らえた。全国のベスト64だ。これを団体で出せるようにせねば。他の6年も全員必ず強くなってもらうぞ!
反省・・・

全日本剣道連盟が掲げる剣道の理念として「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道」と説いてある。私自身の修行も子供達への指導にもこの事はいつも心に秘めて事にあたっていたつもりだった。小学生には勝ち負けにこだわらない真っ直ぐな剣道を。と信条にしていたが、この武道館予選で自分の脆くあさましい心が出てしまった。
久しぶりに勝ったら欲が出てしまい信念を捨てて勝利至上主義になってしまっていた。勝負するべきところを逃げさせ、頑張ってきた子供達や相手チームに不快な思いをさせてしまった。申し訳ない・・・

道場には色々なスタンスがあっていいと思うし、あった方が面白い。親御さんはその特色を見て道場を選べば良いと思うのだが、その道場の顔とも呼べる恒武館のやり方を私が壊してしまった。人間形成などと言える立場ではなかった。監督が修業し直しだ。誠に申し訳ありません。

表彰式にて・・・

閉会式の講評で小桜さんの子が玄関の靴をそろえてくれた事を取り上げられた。私が勝たなくちゃ勝たなくちゃと自分を見失っているときに小桜さんの子供たちはお世話になっている体育館の玄関の乱雑さに気づき、きれいに整頓してくれたのだ。本当に素晴らしい子達を育てている。あ〜負けたなぁと思った。

次の日・・・

大会の次の日、仕事で米沢市内の小学校に行った。そこで掃除中のとても可愛い女の子ととても凛々しい男の子が元気に挨拶してくれた。直養会さんの子供達だった。道場でも大会会場でもないのに他の道場の先生の顔がわかった事にも感心したが、それよりもその挨拶が素晴らしく、なんとも清々しい気分にさせてくれた。また負けたなぁ・・・果たしてうちの子達はよそさまでこんな挨拶をしてくれてるのかなぁ・・・(汗)

H27、5月、武道館予選で頂いた諸々を後日、先生方、沢山の後輩、親御さん、後援会の方々に見て頂いた。特に先日お亡くなりになられた高橋貞一先生には山形県剣道道場連盟からの表彰もあり、合わせてご報告させて頂いた。6年生は誇らしく堂々と、後輩たちは憧れの眼差しで僕も・・・私も・・・頑張るぞ!と聞こえるようだった。本当にみんな立派になった。くそー子供達に負けていられない。私も一から修業しなおして心も剣道もきちんとしなければ!今まで以上に気合を入れて頑張るぞ〜!
H27、4月、「上杉大会」(地区)。H27年度新チームのデビュー戦。高学年A、B、低学年Aが出場。高学年Aが三位、高学年BはB当番の戸田が5年生達を奮い立たせなんと二位、低学年も二位。まあ始めはこんなもんだろう。今年は6年生が6人いるので、大会ごと補員やBに行く子を順番に入れ替える方針で行く。キャプテンでも外れる大会があるということだ。勝ち負け優先の万年補員や万年Bは絶対に作らない。必ず6人全員で成長してもらうぞ!その上でまずは武道館には行きたい・・・が、基本を徹底的に見直さなくてはならないなぁ。そうそう、声も出てなかったぞ〜(汗)
H26、5月、県少年剣道練成大会(全県)。男女別の団体戦だ。男子ABと女子の3チームの参加。男子Aはブロックで綱渡りの危ない試合を乗りきりながらなんとか二位。安藤杯へ進んだ。男子Bと女子は一回戦敗退。でも頑張った良い試合だった。安藤杯では男子Aは二敗して終わったが初めての県大会でベスト6という結果だ。・・・が、男女分かれるこの大会ではあまり武道館予選の予想にはならない。天狗にならないよう6年生6人の気合を入れ直さなければいかん!頑張れよ〜!武道館行くぞー!! H27、5月、「全日本少年剣道大会山形県予選」(全県)。毎年のことながら胃が痛くなるほど追い込まれて迎えた当日。予選リーグをニ位で辛うじて通過し決勝トーナメントで一本差を繰り返しながらなんとか勝ち上がりどうにか武道館への切符を獲得できた。その後も子供たちは頑張ってくれて、なんと三位を戴いた。五年連続の武道館。そして表彰台。子供達みんな、そして親御さん方、本当にありがとうございました!中学生は残念ながら予選は突破できなかったが、中体連でこの無念を晴らしてくれることを祈ります!
2014年度、10月〜3月
H27、3月、全国選抜少年剣道錬成大会『水戸大会』(全国)6年生最後の大会。お家の方々のおかげでアップも沢山でき、準備万端で臨んだ。一回戦、5人全員が中心から一拍子の見事な面を10本取った。中学高校につながる見事な剣道だった。館長も見に来て下さり感激されていた。二回戦、今度は只者ではない雰囲気の道場だった。子供達にはいつも通りの指示を出したがやはり相手が一枚も二枚も上手で0−5で負けた。しかし負けは負けでも気持ち良かった。5人そろって勝負を挑んで返された。全国の舞台で思いっきり自分たちの剣道をやり遂げた。本当に素晴らしかった。今はこれで良いと思う。その剣道が後で大きく花開くはずだ。この学年は真面目と努力の代だった。剣道も人間的にも一年前とは比べ物にならない成長だ。勝てなくていつも泣いていた子、挫けて辞めそうになった子、飛びぬけた能力を持った子はいないが地道に少しずつ力を積み重ねていった。私の指示を何の迷いもなく吸収してくれた。だからこそ変な事や勝ち負けだけの剣道なんて教えられなかった。この子達の未来を見据えて大事なところだけ教えてきた。絶対忘れられない学年だ。 この代の下には、試合が強い子が数人いたが、どんな大会でも、何があっても6年生を外して5年生を出すことはしなかった。あくまでも主役は6年生。全員を育ててこその指導者だと信じてきた甲斐があった。結果的に心も剣道も全員強くなった。中学ですぐは勝てないかもしれないけど、私が担当して7年目だが、おかげさまでほとんどの子が剣道を続けてくれている。初めの頃の子達は皆高校で大活躍している。その先輩たちの跡をしっかり継いでもらいたい。そして大人になってまた剣を交えられたら最高だなぁ(涙)それと・・・この子達を支えて下さった親御さんたちに心より感謝致します・・・。
写真がない・・・
H26、2月、まほろば旗(南東北)。山形県を中心に宮城・福島からも強豪が集まる大きな大会。ついに6年生が覚醒したと思える大会だった。気位で攻め適正な機会で正眼から中心を割る面を放った。しかもAチーム全員がだ。予選ブロック全ての試合をほぼその面で勝ち抜いた。なんとも美しかった。決勝トーナメント準準決勝で常勝青空さんに敗れたもののベスト8で敢闘賞を頂いた。5年のBは良い試合もあったがまだまだ課題が山積みだなぁ。しかし焦らずしっかり頑張っていこうな。 H27、3月、冬の「安藤杯」(県南)。水戸大会予選を勝ち抜いた12チームで行われる。先日のまほろば杯で最高の試合を見せてくれたので正直期待していた…しかし…ガーン!声は出ないし気迫もない…応援もなければ体も動かない。昨年に引き続き予選リーグ落ち。あれ?去年と全く同じことを書いてるぞ。いつもやってる相手だと弱気になっちゃうのかなぁ。でもそこも克服しないと中学では活躍できないぞ。がんばれよ6年生。あとは水戸で思い残すことなく思いっきり自分の剣道を試して来よう! 今年度は恒武館にとってかけがえのない大事な方が二人もお亡くなりになられました。一人は三條かの記念館の礎を築かれ道場を管理運営された海和重雄先生。もう一人は創設以来恒武館と米沢の剣道界を支えてこられた副館長の高橋貞一先生。どちらも恒武館と子供達の成長を誰よりも見守ってこられた大恩人です。私が今あるのもこのお二人のおかげで、剣道だけではなく人としての成長を説かれ、いつも私達指導陣を叱咤激励して下さいました。これからもこのお二人の志を忘れず子供達に伝えていかなければなりません。
H26、2月、おしょうしな剣道大会(地区)。基本練成が主体の大会。初心者も入れ6年だけのチームを作った。中学での活躍と横のつながりを大事にしてもらいたいからだ。まだ半年にも満たない子ももう立派な剣道をするようになった。中学に行ってからが楽しみだ。5年チームにも一年弱の初心者がいるがこちらは他の選手と見劣りしなくなった。一人残らずみんな伸びていて頼もしい。結果はAが2位、Bが3位。今回は課題を全員達成できた。うんうん大したもんだ。良い剣道だったよ。
H27、2月、子供達やお母さん方からたくさんチョコを頂いた。手作りのとても素敵なチョコだ。甘いもの、特にチョコレートに目がない私はすぐ食べてしまうので、どんなチョコを作ってくれたのかしっかり覚えてからいただいた。もうどれを食べても美味しくて大事に食べようと思う反面もう止まらない。幸いうちの館長先生は歯医者さんなので気兼ねなく虫歯になれる。誰にも食べさせず一人で平らげ、この日チョコだけでお腹いっぱいになった。幸せだった。 頂いたすべてのチョコが、材料を吟味し、味や見た目に工夫を凝らし、どれも美味しく素晴らしかったのだが、その中で食べるのを躊躇したチョコがこれだ。ひとかけらの板チョコに無造作に乗った飾りもの。壊れたものに不完全の美や侘び寂びを見せようというのか、そしてよーくみると乗っけた飾りチョコにさらに飾り付け。ピンセットを使わなければ出来ないであろう職人並の装飾。うーん日本人だなぁ。剣道を通して日本文化の精神をを学んだのだな。よしよし!
写真がない・・・
H26、12月、仙台武道館記念大会。館長のご友人から仙台武道館さんの50周年記念大会にご招待して頂いた。主力が抜けたチームだったが三位は狙えるなぁ…などと組合せを見て思っていたら予選でコケた(涙)。やはり慢心は絶対ダメだ…常に謙虚に!と剣道の神様から叱られたような気がした。二時間半も掛けて宮城まで行ったのに子供達に申し訳ない。余談だが審判をした記念として地元の工芸品の素晴らしい箸を頂いた。誠に使い勝手が良い箸です。他にも色々と頂いてびっくり!このご恩はいつか返さねば!
H26、12月、山形県少年少女剣道錬成大会(全県)。山形県内男女別学年別個人戦の大会。大雪で集合出来ないというアクシデントに見舞われたが、保護者方の機転でなんとかたどり着けた。寒い体育館だったがみんな一生懸命頑張った。5年女子金田と3年女子伊藤が3位入賞。5年男子長岡と3年女子伊藤が敢闘賞を頂いた。他の子らは入賞こそ逃したものの各自の課題をしっかり消化し今後の目標に向け一歩前進できた。初勝利を収めた者も多く、一年にも満たない初心者組も全員上達した姿が見れて良かった。 H27、1月、花巻イーハトーブ花巻剣道大会(岩手近県)。とても大きな大会。Aチームは4回戦、コート準決勝で宮城の名門、尚武殿一森山道場さんに敗れベスト32。Bも良い試合をしてくれた。今回も保護者会のご理解により、宿泊しなければならない大会なのに、10名もの館生が参加し前日の錬成でも皆平等に試合を体験。6年生は中学に向けて、4年5年生も来年度に向け良い経験を積んだ。それに宿では全員で楽しんだようでチームワークの面でも成長させて頂いた。
H26、10月、上山剣道錬成大会(村山地区他)歴史ある上山ライオンズクラブ主催。結果自体はまあまあだったが、先週の水戸予選で、勝つためにあえて崩した剣道の後遺症に悩まされた。一度、引く 受ける剣道で勝ってしまうと、なかなかまっすぐ自分から出られなくなる。良い技が出なかった。構えも崩れて長所がない(涙)。予想していたことだがこれ程とは…。しばらくは勝ちを捨てよう。今後の活躍を期待して作り直しだ。勝ち以外のやり甲斐を見つけてあげなければ!! H26,11月、ダリヤ杯(地区)。男女別の団体戦と学年別の個人戦の大会。団体女子、恒武館に残された最後の優勝カップが強奪された。まほろば女子凄すぎる(汗)。男子は小桜さんに良いところを打たれ敗退。しかしこの日の課題は自分たちの剣道の確認だ。勝てなくてもいい。皆迷いながら試行錯誤する姿があった。個人は六年男子芳賀と四年男子伊藤が二位。特に芳賀は何年もの間、愚直に真面目にコツコツ積み上げたものが芽を出し始めて嬉しかった。努力は裏切らない。 H26、11月、須賀川の松明あかし大会(福島隣県)。恒武館の目標である振武館さん主催の大会。低学年・高学年・中学生と三部門出させて頂いた。小学生高学年は予選ブロックを一位突破したもの決勝トーナメントで惜敗。低学年と中学生は予選で惜しくも二位で抜けれなかった。今回出られなかった大勢の五年生も一緒に防具をつけて全員剣道で頑張れたのは良かった。少しずつだが剣道も良くなってきた。段かいを踏みながら勝ちも意識して行こう。特に6年生が伸びてきた。中学に上がるまでなんとかできそうだ。
数日前から眠れぬ日が続いていたが、なんとか子供達には動揺しているそぶりを見せまいと、無理やり笑顔を作り、やるだけやったと開き直り、アップに臨んだ。私が担当して7回目の水戸予選。こんなに憂鬱だったことはなかった。子供達はとても頑張って間違いなく全員成長していたが、今回ばかりは相手が悪い。この強豪たちを出し抜くには・・・そのために今回犠牲にしたこだわりがある。我々の道場では館長勅命で「生涯剣道」の基礎を作る為、勝ち負けにこだわらず真っ直ぐな剣道を心がけて来た。だが今回だけは何よりも勝ちにこだわった。本来の姿ではなくとも、私を信じ、素直に指示に従ってくれた。微塵も迷いもせずひたすら私の思い通りに動いてくれた。普段やっていない動きでも基礎を叩き込んだ子供達の体は対応してくれた。あまりにもけなげで泣きそうになった。頑張って頑張って頑張って間合いを取る、受ける、かわす。普段やっちゃダメと教えて来た真逆の剣道で試合を拾う。皮肉な結果だがそれでもこの6年生達は自分たちの力で水戸への切符をもぎ取った。一度も勝てなかったチームにも勝てた。結果はブロック2位。当初の予想からしてみれば奇跡的な頑張りだった。程なくして水戸への権利を手にし身体中の力が抜けていった。蓋を開ければ7年連続水戸予選突破。楽観していた方もおられたがとんでもない。今回は本当に厳しい辛い苦しい戦いだった。恒武館の先生方全員のご指導、後援会の多大なるご支援、保護者全員の渾身的なご協力、5年生以下全員の熱い応援、卒業生全員の暖かいバックアップ。恒武館に携わる全ての人間が一丸となった結果だった。心から感謝いたします。そしてなにより6年生、本当に頑張ったな!ありがとう!
H26,10月、山形県スポ少交流大会。(全県)男子4コート、女子2コートに別れ両方とも予選リーグを一位抜け。その後も頑張り男子はコート3位、女子は2位。コート数から見れば男子は県ベスト16、女子はベスト4。結果としてはまあまあかもしれないが・・・二週間後に控えた水戸予選の同ブロックのチームもほとんど上位入賞していた。おっかねぇぇぇ〜!!もっともっと気合を入れていかなければ水戸は見えないぞ〜(汗) H26,10月、水戸大会予選(県南)ついに来てしまった予選当日。同ブロックには今年度一度も勝てたことのない強豪がひしめく。客観的に見てブロック5位以下で予選落ちか、頑張って4位に食い込み敗者復活に掛けるかしかない。正直負けても仕方ないとも思った。しかし恒武館の先生方を信じ頑張ってついて来てくれたこの6年生をなんとしても水戸に連れていってあげたい。組合せ発表から三週間、自分たちの戦力を見直し我々に何が出来るのかをとにかく考えた。
2014年度、4月〜9月
H26、8月、東日本剣道大会(福島近県)。昨年優勝した中学生にあやかって何十年か振りに参加させて頂いた。他県のチームと剣を交える良い機会だった。リーグではAもBも一位通過し決勝トーナメントで敗退した。ただ様々なチームの剣風にも動じず自分の剣道が出来た。これは大きな収穫だ。水戸予選に向けあと一か月半、死に物狂いで技と自信を積み上げて行ってもらいたい。行くぞ!水戸!! H26、8月、今井杯米沢女子剣道大会(地区)。一般から小学生まで女子のみで行われる、全て個人戦の大会。なかなか元気が出てきて見応えのある試合が多かった。高学年は攻めも出てきたし技も冴えてきた。低学年はまだ基本が甘いが気合で押し続けていた。みんな将来楽しみだ。高学年佐藤が三位、低学年佐藤が優勝、椛沢が三位。少し自信も付いたかな?男子との混合でも頑張ってくれよ!! H26、9月、置賜地区総合剣道大会(地区)。置賜の剣道家が一堂に集う地区の一大イベント。昨年失ったトロフィーを奪還すべくDチームまで作って乗り込んだ!全員、素晴らしい試合だった。おかげで全チーム入賞したが目標のトロフィーは決勝で完敗し達成できなかった。しかし久しぶりの直養会さんとの決勝は、勝ち負けに関わらず選手、応援、保護者、指導員全員が楽しく盛りあがった。負けたけど笑顔があった。

今年も勇壮な姿を見せてくれたガンダム。
来年も来るからな!待ってろよ〜!
H26、7月、全国道場剣道大会(全国)。文字通り全国から予選を勝ち抜いてきた強豪がしのぎを削る最高峰の大会だ。保護者のご協力の下、万全な体制で試合に臨めたのだが、一回戦滋賀のチームに10本取られ負けてしまった。だが皆逃げずに前に出て勝負した姿は良かった。もっともっと頑張って10月の水戸予選で今年二回目の全国を決めよう!水戸ではもっと活躍するぞ〜!! 武道館の前日、ミニ同窓会の後、来てもらった旧友。二十年ほど前、南相馬の高校に一緒に勤めていた。私も彼も居合をかじっていたがその高校には剣道部がなく私は野球部、彼はサッカー部を持たされていた。私は教職を離れたが彼は畑違いの部でも熱い指導を続けていた。震災で学校が閉校してからは東京の高校で教員を続けている。後輩であるが尊敬する教育者だ。子供の指導について熱い話しを聞かせてもらった。
H26、7月、「郡山ザベリオさん来館」。5月の武道館予選前に郡山にお邪魔し、おかげで武道館出場を決めれた。感謝感謝のザベリオさんなのだが今回はなんとこちらに来ていただいた。こんなにありがたい事はない。郡山と会津の中学生と郡山の小学生。大勢のツワモノにしごかれ、かなり気合を注入して頂いた。武道館直前にしてこれは嬉しい。なんとしても全国で一旗揚げて来よう!頑張るぞ〜! 現在会津のザベリオさんに勤務しておられる大学時代の先輩に今回の話しを持って来て頂いた。大学時代は幹部を務められたスーパースターだったがその時最弱の私にもやさしく接してくれた大好きな先輩の一人だ。喜んで二十数年ぶりに稽古をつけて頂いたのだが、変わらずお強い。当たり前のように全然歯が立たなかったが、剣道を続けていて本当に良かったと思えた一日だった。 H26、7月、恒武館指導者講習会その一、プロレス愛好会第二弾。世界最高峰の某団体の公式リーグ戦を観戦した。大きな団体、強い選手になればなるほど基本的な技が芸術のようにきれいに決まり、安定した試合運び、技と技とのつなぎにも無駄がなく、その上で我々に感動を与えてくれる。なんと素晴らしい世界だろう。ドロップキックやジャーマン、バックドロップ、ブレーンバスター、昔の基本的な技でもしっかり基礎を積めば必殺技になる。うーん、奥が深い・・・
H26、6月、朝日町町長杯。大谷さんと親睦のあるチームが集まるレベルの高い大会。高学年は2チーム、低学年は1チーム出させて頂いた。リーグでは良い試合もあったが、他県のチームのするどい剣道に翻弄され自分の剣道をさせてもらえなかった。武道館や水戸での活躍を目標にしているからには、こういった事も経験しておかなくてはならない。良い体験をさせてもらった。もっともっと外に出なくては!ちなみにこの大会で頂いた朝日ワインは絶品だった。 H26、6月、あやめ杯(地区)。長井小桜さん主催の大会、団体と学年別男女別の個人戦がある。団体は久々の優勝を目指していたのだが準決勝でまほろばさんに敗れた。しかもまほろばさんの真っ直ぐな剣道に対し逃げてしまった。試合で負け剣道でも負けた。完敗だ。指示を出した私が勝ち負けだけの浅ましい考えだった。個人は6年男子高橋と6年女子佐藤が3位。5年男子遠藤が2位。4年男子伊藤が1位。低学年吉田と伊藤が共に3位をいただいた。 H26、7月、あまり関係のない話しだが・・・車を運転するようになって置賜地区内にこだわりクワガタを捕ること二十数年。ついに完全な大型のオオクワを捕らえた。しかもオスメス!小型は数回捕った事があるのだがその年は大きな大会で勝てたりと良い事が起こった。こんな立派なやつを捕らえたからには今年は何かありそうだ。頑張らねば!!しかしやはり貴重な虫である事は間違いなく、しばらく飼った後、また捕まらないようさらに山奥に放してきた。いっぱい卵産んで増えるんだぞ〜
H26、5月、「田植え」。毎年、副館長の高橋貞一先生のお宅にお邪魔し、広大な田んぼの一角をお借りして田植えを体験させていただきます。初めて泥に触る子もいたし転んで泥まみれになった子もいたが仲間と笑い合っていた。稲はこれから高橋先生にたくさんの世話をお願いし、秋には皆で「稲刈り」をさせて頂きます。なかなか出来ない経験で恒武館ならでは。田植え終了後は秋に収穫したお米でお母さん方がおにぎりを握ってくれた。子供達には最高の思い出になる。 H26、5月、県少年剣道練成大会(全県)。男女別の団体戦だ。男子Aは先週の武道館予選の一位と三位が一回戦という恐ろしいブロックにいた。しかもその勝者と二回戦で当たる。なんてこった〜!調子は良かったが今のうちの子達には荷が重かった。残念。でも良い試合をしてくれた。これからいくらでも挽回できるからな。がんばれよ!男子Bも二回戦敗退だが中身は最高だった。初心者二人も育ってきた。そして女子、三年ぶりのブロック一位そして安藤杯三位。よしよし強くなったぁ!
H26、6月、恒武館指導者講習会その一、プロレス愛好会第一弾。南陽市で行われた「井上京子凱旋大会」地元のファンが大勢集まり我々も大きな声で応援させて頂いた。写真の堀田由美子選手は私よりも年上なのだが現在も現役で頑張っておられる。その他にもジャガーさん等の往年のスター選手も出場しており、変わらぬ若さと力強さ、そしてなにより会場中が緊張するような存在感も健在だ。やはり剣道もプロレスも基本と日頃の地道な積み重ねが大事なんだなぁ。
H26、5月、「全日本少年剣道大会山形県予選」(全県)。実は今年は一週間ほど前から緊張で寝つけなかった。良かったり悪かったりを繰り返しながら4チームでの予選リーグをなんとか1位で通過し、決勝トーナメントもハラハラドキドキ…準準で同じ名前の紅武館さんに良いところを打たれ敗退したものの、どうにかベスト8で武道館行きを決めてくれた。これで4年連続の日本武道館だ!やっぱりお前ら やれば出来る子達だったんだな〜(涙) 本当によく頑張ってくれた! 同じく中学生の部でもベスト8で武道館を決めた。こちらは小学生の頃から実力者揃いの代だったので試合も安心して見ていられた。中学生は2年連続の武道館だ。さらに個人の部で女子佐藤が三位に入賞。女子では恒武館創設以来初めてだろう。武道館は恒武館として行ける最後の全国大会になるので、選手も補員も恒武館の三年生全員で、楽しく素晴らしい思い出を作ってきてもらいたい。本当によくやったぞ!
余談…大会後にトイレの話しをした。「トイレのスリッパをそろえてくれたもの〜?」と聞いたら大勢の館生がニコニコと手を挙げてくれた。中学生も実践を続けていてくれて嬉しくなった。その後パーキングエリアの駐車場で一人の男子が、心無い人が捨て去ったのであろうゴミを拾って遠く離れたゴミ箱へ捨てに走る姿を見た。なんという成長ぶりだろう。剣道が強いだけでは何の意味もない。立派な人間になってこそ剣道をした甲斐があるというものだ…と思う。みんな今のまま育って欲しいなぁ。
H26、3月、「水戸大会」に来てた大学時代の同級生。250名の部員を束ねるキャプテンだった。今はなんと、かの神奈川県警の剣道師範様であらせられる。正真正銘の剣道のプロだ。せっかくなのでうちのチビッ子達にもご教授してもらった。礼儀と基礎の重要性を話して頂いた。私も基本をかなり重視してきたつもりだが、プロから見ればまだまだなっていないようだ。久しぶりの同級生に会いテンションも高くなった。今年度も頑張るぞ〜!
H26、4月、「上杉大会」(地区)。H26年度新チームのデビュー戦。高学年A、B、低学年Aが出場。高学年Aが三位、高学年Bはブロック5チーム中三位、低学年は二位。結果はダメだが、今回は勝ち負けよりも色々な意味での戦い方を見たかった。6年生4人の土台は出来つつあった。あせらず生涯剣道の基礎を作りつつも、まずは5月の全国予選!今年から枠も狭くなり、きびしい戦いになるが・・・みんなで目指すぞ!日本武道館!! H26、5月、「郡山ザベリオさんとの錬成会」。大学時代の先輩が務めていらして、何とかお願いして実現できた錬成会。幼・小・中と一貫教育をされている名門校で剣道のレベルもトップレベル。さらに私の目標であり親交の深い振武館さんや、あの超有名な恵迪館さんも来て下さり素晴らしい体験をさせて頂いた。一週間後に控える武道館予選に向け最大の気合で臨んだが教わる事ばかりだった。最後の全員の稽古会も圧巻。レベルの高い経験をさせて頂いた。よーし!行くぞ!武道館!

恒武館看板 米沢市剣道連盟

管理人メールアドレス
・・・・・
志ん柳剣道愛好会へ