今後の課題

それは

“美しい自然と豊かな心あふれる住みやすく強い山形県を実現したい！”

そのために…

(1)地域の産業、商工業、農業を、強くします

地域発展の基本は、今ある産業を強化することが基本です。加えて、有機ELなど新産業振興のための支援策を強力に推進します。特に、地域資源を活かした観光を基軸とした中心市街地の振興と水田農業の抜本改善が緊急の課題です。また、森林、水資源の保全活用を推進し、産業への活用を進めます。これらの対策に全力を尽くし、地域経済の底上げを図ります。

(2)「教育の新生」「子育て環境の改善」を図ります

豊かな自然の中で、農業やふるさとの歴史を伝える教育が、心豊かな子供たちを育てます。ふるさとを愛する心、生まれた国を愛する心が育まれる教育、世界に羽ばたく次世代を育てる教育を推進します。少子化の解消には、社会全体が協力しあって子供を育てることが大切です。教育と子育てに対する施策の重点化を強く図ります。

(3)道路網の整備を急ぎます

地方では、まだまだ整備が必要な地域の道路網、高速交通網、これらの社会資本整備が、産業の振興、人口の安定化に直結します。地方に手厚い地域整備予算が確保できるように体制の改善を呼びかけ、一層整備に努力いたします。

(4)豊かな自然を守り、自然エネルギーの活用を推進します

山形の美しく豊かな自然は、破壊することなく、必ず後世に守り伝えて行かなければなりません。生物多様性の堅持、自然エネルギー活用のシェア拡大、そのための方策の推進に努力します。

(5)強い議会をつくります

地方政治は、首長と議会の二元代表制により成り立っています。議会の果たす役割は、行政の監視と進歩的政策の提案が主たるものです。そのためには議会の自律性を堅持することが先ず要求されます。この１年間、議会課題検討委員会において、その方策を議論してきました。議会の機能改善と権能の向上を早急に図っていきます。