お年越と正月歳時記
おらえのお年越しと正月にやることです。(我家の備忘録)。
12月30日
餅つき |
田の神、竈(かま)の神、恵比寿、大黒様等の神々に供える12重ねの餅とのし餅をつく |
12月31日(大晦日)
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しめ縄作り |
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お歳とり |
御神玉(おみだま)‥五升枡に12個(うるう年は13個)のご飯で作ったおみだまに萱の稈心(みご)のたてたものと大根・ふのり・納豆を添えて神に供える |
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晩に |
鯉の甘煮、塩引き、ゴボウ・大根・ジャガイモ・茄子干しの煮物 |
1月1日 (元日)
初詣 |
除夜の鐘の後、近くの八幡様に初詣
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若水とり |
夜が明けきれぬうちに”銭汲め、米汲め”と三度唱え新調したヒシャクで水を汲み竈の神に供える。(3ヶ日続ける)
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朝に |
茄子漬け(塩蔵)・梅干し
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晩に |
ひょう干しのおひたし
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1月3日
1月11日
稼ぎ初め |
早朝 肥運び(堆肥を15日田植えするところに)この日から縄ない等農作業を始める |
1月15日(小正月)
雪中田植え |
早朝夜があけきらないうちに、豆木、ワラ、カヤを束ね、雪の上に12株(うるう年は13株)を歳徳神(年間の福を司る神)のいる方向、’明(アキ)の方’を向けて植えます |
サイト焼き |
餅、フナせんべいをつけただんごの木を飾る。門松や古いお札などを燃やし、新年の無病息災を祈願します。、「ヤハハエロー、ビンボ(貧乏)モッテテ、カホ(果報)モッテコイ」とはやします |
節分
なぜかおらえは1日早くします。
2月2日
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豆木に煮干しの頭をはさみ出入り口、窓などに置き、マスに入れた豆(大豆を煎って)をまく 『福は内、鬼は外、鬼の目ん玉ぶっつぶせー』年の数だけ豆を食べる。
どうして煮干しの頭?? あちこちさがしてきました。
イワシの頭を戸口に刺すという行為はヤイカガシ(焼嗅がし)といって、焼いた臭気を嗅がせて鬼を払うという事だそうです。またバチバチ燃える豆がらで大豆を煎ると豆もはぜて鬼を追い払う。鬼とは農薬のなかった頃の田畑の害虫。
節分は立春の前日、春になってうごめき出す前に、害虫退散を願う気持ちもこめられている。 (こんな意味があったなんてびっくり)
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8月13日(お盆)
8月13日(迎え盆・迎え火) |
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仏壇に盆提灯、セットで売られている 姫リンゴ 小さい瓜 ささぎ ほおづき そうめんを提げます。 |
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お墓に編んだ、こもにお供え物(スイカ、枝付き豆、なす、まんじゅう)13個準備 内2個は蓮の葉もしくは里芋の葉を敷くご先祖様の霊を迎えるため 提灯を灯しカンカンを鳴らしながら帰り仏壇にお参りします。 |
8月14日 |
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朝 餅をついて、供える |
8月16日 |
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朝ご先祖様のあの世への道中の無事をお祈りしながら、送り火を焚いてお見送りをします。
白玉団子(13個)をお供えします。 |