みそ・麹作り

置賜農業改良普及センターの資料を参考にさせていただいています。春は、山吹が咲く頃までが仕込み時期だそうです。

用意する物

材 料 米2升(3kg)・種こうじ(2.4~4g)
用 具 米袋・温度計・電気毛布・毛布・ペットボトル・湯たんぽ

作り方

洗米 米はよく洗い、水につける 水温 10度以下(冬)…24時間
17~18度(秋)…10~12時間 
  水切り 1時間以上
  米を蒸す 蒸気が上がって40~50分
米引込 引込(温度・水分を平均化) ござの上に布を敷き、拡げる
風を当てないよう丘状にしばらく置く
種付 種付け 40~45度になったら種こうじを全体に散布
すり込む すり込み 米粒の表面に傷をつけるつもりですり込む
丸める 丸めて紙袋に詰込む 袋に
  引きこみ ふとんに包む。電気毛布で保温(品温35~36度)
発泡スチロール箱に入れ、周りにペットボトルにお湯を入れておいても良い
  一番手入れ 引きこみ後18時間くらい…米を拡げよくもみほぐし、半分くらいの厚さに(品温32~34度)
  二番手入れ 一番手入れ後6時間くらい(品温40度くらいになったら)…米を拡げてよくもみほぐし、3~4cmの厚さにして、 波をきる(品温42度以上にしない)
  出こうじ さらに18時間くらいで白いこうじが黄色みをおびる。(黄花[キバナ]がつく)

味噌作り

用意する物

材料 大豆 2升(2.6kg)  塩1.3kgくらい

作り方

大豆は洗って、3倍の水に浸す  冬…20時間 春・秋…12時間 
汁ごと数時間煮る(指でつぶれる程度に) 圧力鍋で8分(増えるので分量に注意)
40度以下になるまで冷す・ざるに上げる( 煮汁を採っておく)・味噌切り機で大豆をつぶす。
塩の計算(12%仕込み)
塩[    ](kg)=0.12×(煮大豆[    ](kg) + 麹[    ](kg) + 種水[    ](kg)) / 0.88 

こだわりの塩の場合1割増量
分量の9割の塩を麹と混ぜる
大豆と麹を混ぜ合せる (堅めの時は、豆の煮汁を加える)・味噌玉を作る
仕込み桶にアルコール度数の高い焼酎を吹付け消毒
桶に塩を軽くふり、隙間なく味噌をつめる・終ったら平らにならして、残した塩を振る
大きめのナイロン袋に仕込量の2割程度の塩(別に)を重石としてのせる
風通しの良い日の当らないところで熟成させる。
土用に入った頃上下をよく混ぜ合せる。(切り返し)・秋になれば出来上り