日本で美味しい牛肉といえば松阪牛が有名だが、米沢牛もそれに負けず劣らず美味しい
!!。
なぜうまいのか、それは環境と育て方にある。
米沢牛とは、山形県南部の置賜地方で生産された黒毛和牛を総じていうが、きれいな水と澄んだ空気、それに気温の寒暖の差がはげしく、引き締まった肉になると云われる。
また、牛の餌は稲ワラであるが、米のおいしい稲ワラを食った牛の肉だから美味しいという説もある。
江戸時代、米沢(上杉藩)には興譲館という藩校があったが、明治三年
イギリスより英語の講師として招いたヘンリー.ダグラスが、万吉というコックを横浜から同伴し、牛肉料理を米沢界わいに広めた。
そしてダグラスが米沢を去る時、米沢の肉が大変うまいというので置賜地方より黒牛三頭買って戻った。当時、日本人が牛肉を食べ始めたばかりで、東京
横浜でその味が評判となり、全国に広まった。またコックの万吉は、米沢に残り
「 牛方 」
という肉屋を開業したのが米沢での肉屋の創始である。・・・・・・「
玉庭郷土誌 」 より引用
牛の繁殖
牛肉は美味しいですね。しかし人間が食するには牛に死んでもらわなくてはなりません。当然食ってしまえば、牛はどんどん減っていずれ無くなります。牛が無くならないように子牛を生ませるそれが繁殖で、私の仕事です。いわば新しい命をつくる仕事と言えます。
牛の種付け (
妊娠させる事 )
今はほとんど、人工授精です。高度なテクニックとして授精卵移植という方法もあります。最近話題のクローンは、まだ試験場などでの実験段階です。
種オス
おいしい牛肉を作るには、遺伝的な部分が大きく作用します。したがって良い種オスでなければなりません。生まれてくる子牛の半分がオスですが、まず種オスになることは、めったに有りません。種オスになれない牛は去勢され、二.三年で肉となり一生を終えます。種オスはエリート中のエリートなのです。・・・・
人間に生まれてよかったと思うよ
ほんと・・・・!。
牛の名前
牛にも名前があります。オスは漢字、メスはひらかな、
という決まりになっています。全国的に有名な種オスの名前
紋次郎・第7糸桜・安福・茂重波・菊谷・20平茂・安谷土井・神高福・北国7の8
等々です。
牛の種類で純日本種は、黒毛和牛、褐毛和牛、日本短角、無角和種、の四種類である。いずれも肉用種で、乳用種は無い。皆さんが牛をイメージする白黒の牛は、ホルスタインといって乳を搾る為の乳用種で、原産国はオランダである。
黒毛和牛 ・・・・
毛が黒い、肉にサシとよばれる霜降り状の脂が入り、一番おいしい。
褐毛和牛 ・・・・ 毛が褐色、熊本県
高知県で多く飼われている。
日本短角 ・・・・
毛が褐色でツノが短い、岩手県で飼われ放牧に向く、
無角和種 ・・・・
毛が黒くツノが無い、今はほとんど飼われていないとか
?
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米沢市、 南陽市、 長井市、 高畠町、 川西町、 飯豊町、 白鷹町、 小国町、 の三市五町
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