我家で創立以来はじめての双子の子牛が産れました。
３３年間、３５０頭ほどの子牛を取り上げましたが、
これまでに双子以上の子牛が産れることはありませんでした。
牛の出産も人間と同じで、普通は１頭で生れます。
そして一年一産を経営上の目標としています。
牛の中にも気候や栄養状態などまた、先天的な個体差で、
なかなか妊娠しないものがありまして、
その治療法として、排卵誘発剤のようなホルモン剤を使って妊娠させることがあります。
そのような場合は特に双子などの多胎になり易いようです。
しかし、Bikki Farmでは、放牧をやっている為かホルモン剤を使用した不妊治療の機会
が少ないので、今まで双子の生れることが無かったのです。
今回の場合もホルモン剤などの治療しておらず、自然のままでの双子誕生となった訳です。
オスとメスの別々で、通常生れる時の体重（３０kg）より小さく、オス２２kg、メス２０kgでした。
和牛のおっぱいは一頭の子牛を育てるのに精一杯の量しか出ないので、
ミルクを使って育てることになり、また、体も小さいので先ずは一ヶ月経過するまで
気の抜けない日々が続きそうです。
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| 二匹でおっぱいの取りっこ、メスのほうが強いみたい （左がメス子牛） |
おっぱい飲んで満足顔 |
