今月のトピック
1999.Nov 異常気象(これも温暖化現象?)
今年の11月は、ほんとに暖かいです。...............................................
米作り農家にとって、今夏の気象を振り返って見ますと、暑すぎて決していい年では
無かったようです。特に、山形の7〜8月の夏は、30℃以上の真夏日が観測史上最高
の46日あり、その内35℃以上の日が14日もありました。
(山形地方気象台のデータより)この高温により、光合成によって作られた炭水化物(澱粉)が、稲体の維持に使われたため
稲穂の方に十分貯えられなかったようです。米の外観が腹白、芯白となって品質が悪くなり
ました。また、収穫期に入っても、暖かい日が続き、稲刈り時の温かい降雨で、穂発芽の
被害もだいぶありました。秋に入っても高温傾向は続いております。
平年並みの10月19日に初霜は観測されましたが、その日1日だけで、
その後ずっと温かい日が続き、本格的な降霜があったのは11月11日でした。
例年ですと10下旬頃は、連日霜でじゃりじゃりになるのですが。
このままですと、この冬は暖冬が予想されます。
庭で見つけた今年の異常気象
Bikki Farmの晩秋風景
例年のこの時期は広葉樹は、すっかり落ちている。
(11月20日)プル−ンの花が咲いた(11月25日)
モクレンの芽の硬いカラが取れ
こんなに大きくふくらんでいます。
(11月25日)カマキリの巣が地上10cmのところに
かけてありました。
いつもの年と比べてかなり低い位置に
かけている。・・・・・・(11月25日)
山形のうまいもの
山形のうまいものと言えば、さくらんぼ、ぶどう、ラフランスなど果物が有名ですが、
以外なものでは、コンニャクのおでん風に煮たものをよく食べます。
一人当たりのコンニャクの消費量が日本一だそうです。丸くて一口サイズのコンニャク(こちらでは玉コンと呼んでいます)を、4〜5個串に刺して、
ちょうどだんご3兄弟のようにした物を、鍋で煮て行楽地では必ずと言っていいほど
売っています。これから寒くなって来ますので、とってもおいしいです。
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コンニャク煮のレシピ
材 料 ( 4人前 1人前2串)
コンニャク 出来るだけ丸くて一口サイズで白いもの、
無ければ、板状のコンニャクを田楽の大きさに切る玉コン 32個
板コンなら2丁するめイカ ダシとして使うので、ゲソの部分でよい するめ1枚分のゲソ 醤油 砂糖
割ばし
最初に、コンニャクを茹でこぼし、たっぷりの水とイカゲソを
入れダシが出るまで水煮する。
その後、薄口醤油と砂糖を入れ、トロ火でできるだけ長時間煮る。
コンニャクに味がしみてきたら、割ばしにさして出来上がり。
お好みで、練りからしを付けて召し上がってみてもいいでしょう。醤油、大サジ5 砂糖、小サジ1
割ばし 4膳
管理人のコメント
ようやく寒くなって参りました。11月17日初雪が降りました。
昨年より1日早く、暖かい秋と思っていましたが、やっぱり平年並みに雪は降るんですね。スキー場の関係者は、ホッとしてるんじゃないでしょうか。