今月のトピック

1998.DEC

この冬のお天気は 大雪

山形県置賜地方は、11月19日初雪がふりました。平年に比べ一週間程遅い初雪です。
初雪が遅いと、その冬は大雪になると言われておりますが、はたして、この冬はどうでしょうか?
私の四十六年の経験から、大胆にそしていい加減に、予想してみます。

検証1 カマキリの巣が高い所にあると大雪になるという説

置賜地方では昔から言い伝えられていますが、今年は確かに高い所にカマキリの巣がかけられています。カマキリの巣と言っても本当は巣ではなく卵なのです。
例年 2m以上の積雪ですから、冷たい雪から卵を守るため高い所に産むのだそうですが寒さ防止のためなら、雪の外より中のほうがあたたかいはずです。
よってこの説は信じ難い。

検証2 秋、ヘクサムシ( カメムシ )が多いと大雪という説

置賜地方ではカメムシのことを、ヘクサムシと呼んでいます。
今年の夏はカメムシによる米の食害(黒い斑点の米になる)が多く、大変な痛手をこうむった方もおりました。
しかし、秋は例年より少なかったようです。
この冬雪は少ないのかな?

11月21日牧場は雪でまっしろです。

検証3 大雪18年周期説

TBSテレビ「ニュースの森」でおなじみのお天気おじさんこと森田氏が
あるラジオ番組で、『 18年周期に大雪の冬になる 』 と言っておられました。
気象庁の過去のデータから大雪の年を調べると、昭和56年・昭和38年と18年間隔で
大雪になっているというのです。
確かに昭和38年は私も記憶にありますが、38豪雪といって置賜地方の西部に位置する
小国町では、豪雪により陸の孤島と化し、生活物資が自衛隊のヘリコプターで運ばれたのですが、私の家のちょうど真上を飛んだのを思い出します。
そして昭和56年から18年後は、平成11年で今年の冬であり、大雪になると予想しています。

結論 私の予想

気象予報士の森田さんが、過去のデータからこの冬は大雪と予報されたのでは疑う余地はありません。この冬は大雪です………………あまり信じないで下さい

雪国に住む者にとって、雪の多少が生活に大きく左右します。
雪かき・屋根の雪おろし、通学・通勤、などで大雪のときは大変です。
皆さんの地方でオリジナルな降雪予報がありましたら bikki@jan.ne.jp 迄、メール下さい。

 

11月19日初雪降りました( bikki farm 全景 )


 

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