ギャラリー2
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- 志ん柳と蛙(カエル) - |
志ん柳の徳利やお猪口、志ん柳純米吟醸のラベル等に蛙の絵が描いてあります。 これは初代店主が徳利を揃える時に何か良い絵柄は無いかと模索したところ、 代々伝わる刀に添えられた鍔(つば)が小野道風の柳の枝に飛びつく蛙を彫った ものだと気づきました。努力精進を惜しまない志と、店名の柳になぞらえる意味も 込めこの図柄になったそうです。 小野道風(おののとうふう/みちかぜ) 花札の絵柄になっている人物としても知られている平安時代前期の能書家。 道風の逸話・・・道風は自分の才能のなさに自己嫌悪に陥り、書道をやめようかと 悩んでいた頃、ある雨の日柳に飛びつこうと何度も挑戦する蛙を見た。無駄な事を、 愚かな事を、と思って見ていたら突然突風が吹き柳がしなり見事に飛び移った。 これを見た道風は愚かなのは自分だと悟った。蛙は必死に努力を惜しまず千載一遇の チャンスをものにしたのだ。自分はこの蛙ほどの努力をしたのであろうかと。 この後、道風は心を入れ替え努力を惜しまぬようになったということです。 |
-米沢近辺の風景- |
米沢市近辺の風景をご紹介いたします。
米沢「雪灯篭」 |
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蔵王の「お釜」 |
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(撮影 志ん柳ビアガーデンH16年度アルバイト・山形大学工学部大学院生 山本陽一郎君)