米沢市の人口の推移は、H30年で82,919人、この10年間で約8,000人減少しています。このままの推移でいくと米沢市の「将来人口の予測」は、2035年には7万人を割り、69,404人、2,045年には57,720人とのショッキングな数字が出されています。そして減少と共に、生産年齢人口(15歳〜64歳)と老年人口(65歳以上)の割合が接近し、働ける人の総数が全体の約半数に落ち込む事が米沢市でも顕著になっています。人口減少に歯止めがかかっている自治体は、税金、子育て、住居の公的支援などの住環境の整備・拡充に努力し、特に若い夫婦の移住を積極的に進めている自治体と言われています。
これら課題を、多くの市民の声を集約し「一定の方向性・具体案」をつくり議論提示していく「市民目線」の議会運営。そして、市民から多くの「ご意見・ご協力」を得ながら、さらに「肉付け」して頂く互恵互助関係の構築。その努力の上に、有効な事業展開を可能にする強固な米沢行政が見えてくると確信します。