合計残高試算表
このページでは貸借対照表を作成するための前段である合計残高試算表が期首から12月まで科目毎の集計が月々に集計されています。
合計の欄はその月に取引になった科目の額の合計です。
残高の欄は期首からの通算の残高です。
この合計残高集計の月々の借方、貸方合計が同じであることを確認します。
もし、借方・貸方合計額が違うなら、記帳に間違いがありますので、合計額が同じになるまで違う場所を探して訂正してください。
ヒント
◎ よく間違い易いところと、その具体的な探し方の例
初めに、借方と貸方の合計額の差額を計算します。その額の違いに関連する取引科目を探します。
違う原因が一か所な場合は、その差額と同じ金額の取引に記帳の違いが原因しているということになります。
違いが複数な場合は、千円以下の数字が同じところを探し出します。以降、一つの原因が見つかると、他の原因も探し出しやすくなります。
間違い易いのは、収入なのに支出欄に記入。
預金出納帳100000円引き出しを現金出納帳には10000円に桁違いしていた。
預金出納帳には10000円の借入金返済を記入し、借入金には未記入 等々です
以下の図は最終12月の合計残高試算表です。
このように、合計、残高の合計、左右(借方、貸方)が同じであれば完了です。