今月のトピック

APR. MAY 米沢牛が生まれてから、食卓にのぼるまで

 

子牛の誕生

種付(人工授精)してから約280日で子牛が生まれる。

お産が始ったところ

一次破水が終り胎児と羊水の入った袋が出てくる。
この袋が破れると二次破水となり、やがて子牛の

前足と頭が先になって(通常の場合)誕生する。
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牛の場合季節分娩はない。ひつじや、馬は、春にし
か生まれないが、牛は人間と同じく年中いつでも生
まれる。

洋膜の中の子牛、もう少しで生れる 子牛が生まれるところ
袋の中にあるのが子牛の前足です。
おっぱいはどこ? 生まれたばかりの子牛30分ぐらいで立ち上がり
母牛の乳をさがしているところ
生れたばかりの子牛は、まだ目が見えない。
明かりを感じる程度である。

 

 

子牛市場

生まれてから8ヶ月〜10ヶ月(体重240kg〜300kg)ころになると子牛生産農家から
子牛市場を通して肥育農家に売られる。

 

置賜家畜市場 (1市場で200頭前後の子牛が上場される)

 

枝肉市場

肥育農家で20ヶ月〜25ヶ月肥育され体重600kg〜800kg位になると、と殺場で枝肉となり
枝肉市場で肉卸問屋や小売り店に売買され、スーパーや肉屋さんの店頭にならぶ。

東京芝浦枝肉市場 年末ともなると1日約600頭の牛肉が取引される