白竜湖観察日記

 6月20日
 白竜湖の環境保全にに関する取材が、白竜湖の自然を守る会の柴田会長に申し入れがあり、現地で打ち合わせを行いました。6月26日(火)午後6時過ぎに中継で白竜湖の環境保全活動についての放送がありますので、ぜひごらん下さい。

田植えが終わったばかりであり、たっぷりと水をたたえた白竜湖には、釣り人が一人いました。話を聞いてみると、この白竜湖は東北地方のみならず全国でも有数の雷魚のスポットであり、雷魚を釣る釣り人でした。地元の人も知らない釣りのスポットになっていることに驚いています。






7月3日(火)
天候不順で延期になっていたNHKからの放送が、午後6時30分に現場からの中継で行なわれました。中継のカメラが昨年度木歩道を作ったすぐそば(木歩道が水没していたために)に入り、田んぼや木々の緑に囲まれた白竜湖の美しさを映し出し、柴田会長と置賜支庁の担当が生出演し、白竜湖の再生活動について語りました。

国道13号線の鳥上坂東側にある白竜湖。かつて置賜地方が干ばつに見舞われた際、雨乞いによりようやく雨が降り、しばらくして湖から竜が巻物をくわえて天に昇ったという伝説が残っている。



この白竜湖は、農業用水資源としての役割をもちながら、市民の憩いの場であり、観光資源としての役割を持っている。さらに山形県の天然記念物としての価値も重要であり、静かな景観は市民はもとより赤湯を訪れる人々に潤いと安らぎをもたらしてくれている。



白竜湖とその周辺の地域は、大谷地と呼ばれ、米沢盆地の北東部に位置する。
昭和36年9月1日県南県立自然公園となる。
平成4年4月農村景観百選に選定される。
平成7〜8年度山形県指定天然記念物の動植物生息調査を実施。

白竜湖の復元と再生